代表取締役就任にあたって

中央薬局は祖父の代から数えて、私で３代目となります。初代である祖父が大野城市に薬局を作り、先代である父が保険薬局の礎を築き店舗を拡大してきました。その中で３代目である自分の役割は「時代に合わせた保険薬局の創造と100年企業を見据えた地域医療の展開」であると考えています。

医薬品というものは身近にありますが、どのようにして身近に存在しているのかを考えたことがある人は少ないと思います。日本の医療の素晴らしい所は、一定の品質を保たれた医薬品を全国どこでも入手することができる、という点です。しかし、裏を返せば「どこでも同じものが手に入る」ということになります。つまり、商品での差別化が起こりにくいと言えます。そんな中で、当薬局に足を運んでいただく患者様には「中央薬局だから安心して薬を受け取れる」このように考えて頂きたいと考えています。

新型コロナウイルスの影響で、ICTが急激に進歩・拡大し、業種的に対応が遅れていた保険薬局にもその波が来ています。また、対面で人と会うことを抑制される社会になりつつある中で、従来通り「人と人との繋がり」を大事にしてきた服薬指導も形を変えつつあります。便利が安易とならないように注意を払いながら、それでも多様化する患者様のニーズに合わせ、地域の中で「なくてはならない薬局」となれるように日々努力していきます。

弊社の得意とする在宅医療においては、他職種と連携をすることでスムーズな医療の展開に努めています。弊社には無菌調剤室がありますので、無菌調整が必要な患者様の在宅療養をサポートすることができます。どのような時代になったとしても、様々な医療資源を活用して「自分らしく最後まで」をサポートしていきたいと考えています。

また、健康サポート薬局を２店舗、地域連携薬局を２店舗構えています。聞き慣れない言葉かもしれませんが、ご活用頂ければ幸いです。平時より感染症対策には十分気をつけて運営・営業をしております。安心して当薬局にお越しください。