4月17日 健康相談会を行いました
〜女性の方からのご相談〜
「最近風邪でクリニックを受診し、処方された医療用医薬品ロキソプロフェンNa錠を飲んでいます。生理痛でいつも飲んでいる市販薬を飲んでも大丈夫ですか?」
というご相談でした。
女性の方は特に、日頃から生理痛や頭痛などで市販の解熱鎮痛薬を服用している方も多いかと思います。
基本的に、痛み止め(医療用医薬品)と総合かぜ薬・解熱鎮痛薬(市販薬)は、解熱鎮痛成分が重なってしまう可能性が高いです。一緒に飲むと効き過ぎたり副作用が出やすくなったりする事があるので注意が必要です。また、同じような名前の商品でも中身の有効成分がガラリと違うこともありますので、その都度、医師や薬剤師または登録販売者に飲み合わせの確認を行った方がいいでしょう。
さて、今回のご相談はロキソプロフェンNa錠と生理痛の市販薬の飲み合わせでした。風邪症状で服用されているロキソプロフェンNa錠には鎮痛効果もあるため、生理痛も軽減できそうです。生理痛の市販薬は、今回は避けて頂くようお話ししました。
飲み合わせは専門的な知識が必要となります。自己判断で処方薬と市販薬を併用することは避けて、正しい服用方法で薬を利用しましょう。
他にもご質問があれば電話などでもお気軽にご相談くださいね。
それではまた来月お会いしましょう。
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